レズビアン官能小説長編「年の差レズビアン・ディープ・ラブ」(第50話)
「これ前に美由紀が選んだボディハーネス。同じ店で買ったんだ。ピンクとダークブルーはまだ沢山在庫あったんだけど、レッドとブラックが1つずつしか無くて、無くなる前に即買いしちゃったあ♪お気に入りでしょ?」
カフェBBを出てからは、美由紀が運転を代わってくれた。
乃亜は待ちきれず、助手席でダークグレーシャツの前をはだけてボディハーネスを見せた。
そのボディハーネスはゴム製で、首を一周したベルトが体の中央をへその下まで縦に走り、下半身はちょうど“¥”を逆さまにしたようにベルトが張りめぐらされていて、ショーツを穿かないと陰部は完全に露出するデザインだった。乳房は左右それぞれ3本のベルトが三角形に締め上げ、さらに3つ頂点から乳首に向かって3本のベルトが走っていた。それらは中央の金属製のリングによって結合していたが、リングの輪がちょうど乳輪に位置するため、リングに圧迫される乳首と乳輪は盛り上がって突出するようになっていた。バックは“三”の字にベルトが横に走っているだけのシンプルなデザインで、美由紀のお気に入りだった。
「うん可愛い、やっぱそれがいい。それに今日の網タイツ、大人のヒョウ柄だな。可愛い」
「これはカルツェドニアで見っけた。にゃあああおうっ」
「首輪や手錠も揃えるわ」
「乃亜、いっぱい責められたいの。きゃぴ♪」
乃亜は美由紀の助手席に乗るのが好きだった。運転中の美由紀の姿が恰好よかった。遠目で黙々と運転する横顔も片手のハンドルさばきも、ミラーをチェックする時の目つきもイケメンだった。それに甘えてもちょっかいを出しても、オナニーをしても何をしても受け入れてくれた。乃亜は美由紀の助手席にいるときだけ時々体を左に向けてシートの中で丸まった。キスをねだるといつでもしてくれた。
「あたしもう無理、我慢できないからホテル行こ」
徳島らーめんでも寄ろうかと尋ねてきた美由紀に、乃亜は間髪入れずにそう返した。
助手席で体を丸めて美由紀を見つめていたら我慢できなくなって、シャツの上から乳首をいじっていたら、両方の乳首が硬く勃起してすぐに敏感になった。信号待ちで美由紀はそれを可愛いと笑っていたが、美由紀に可愛いと言われて余計に体の疼きが止まらなくなって、すぐに陰部はヌルヌルに濡れた。“潔く”ノーパンで来たせいで、さっき寄ったコンビニエンスストアで、美由紀がアイスカフェラテを買いに行ってくれている間に、スカートをまくってみたら網タイツから太ももまで粘液まみれになっていて、スカートをウエストまでまくり上げてティッシュで拭った。美由紀はその最中に帰ってきたが「濡れてんのか」と言い、「濡れてる」答えたのに、「これ付けとけよ」とおりものシートを差し出して笑うだけでまたすぐ車を走らせた。