レズビアン官能小説長編「年の差レズビアン・ディープ・ラブ」(第29話)
「愛良です。よろしくお願いします」
「こちらこそ、はじめまして。よろしくお願いします……」
由衣という女性は38歳で、旦那と子供がいる人妻だったが、マッチングアプリで知り合って、「レズビアンに興味がある」というただの興味本位で会うことになった。事前にMであること、すぐにホテルに入れることを確認していた。
ホテルに入ると由衣はすぐにシャワーを浴びようとしたが、愛良は止めてそのままベッドに手を引いた。
「はぅっ」
愛良は由衣を軽く押し倒してそのまま覆いかぶさった。無言で始まったレズビアンのセックスに由衣は少したじろいでいたが、愛良はアプリで事前に、由衣がMで変態願望ありと語っていたから、あまり考えずそのまま手を引いた。
「シャワーだけ……浴びませんか……?」
「由衣さん、体汚れてますか?」
愛良は由衣が答える前にキスをした。由衣は一旦顔を背けて
「でもシャワーくらい・・」
と言いかけたがまた愛良がキスをした。いきなり押し倒されてキスをされた由衣はひどく興奮しているようだったが、それに追い打ちをかけるように愛良は由衣のTシャツをめくって黄色のブラトップの上から由衣の体を弄った。
愛良が由衣の口に舌を押し込むと由衣はすぐに応じて舌を絡めてきた。
「愛良さん……私、こんなに激しく求められたの初め——」
由衣は再び一旦顔を背けて愛良に言葉を発したが、愛良がそれを唇で封じた。
静かなホテルの室内に唾液の絡み合う音だけが響き、愛良も由衣も興奮した。
ブラトップをめくり上げると由衣の熟した乳房があらわになり、愛良はすぐに乳首を咥えた。
由衣の乳首は小指ほどあり、乳輪は直径4センチ位、柔らかくて下垂気味の乳房だった。
由衣は愛良に激しく乳首吸われて息づかいを荒げたが、すぐに愛良の乳房に目が行ってそのふくらみに手をかけた。愛良はブラジャー越しに弄る由衣の手に乳房をまかせて、由衣の左右の乳房を両手で寄せると、両方の乳首に同時にかぶりついた。
「ああ……ああ……ああ……」
由衣は両乳首を同時に吸われて一瞬手が止まり、それから愛良のブラジャーのホックに手をかけた。
愛良は乳首を含んで思いきり吸い、口を離して指先で弾くという愛撫で由衣の乳首をひたすら責め、由衣が愛良のブラジャーのホックを外す頃には乳首を硬く勃起させていた。
「あう……あう……ああ……」
由衣がブラジャーのホックを外し終えたことに気づくと、愛良はTシャツとブラジャーをいっしょにめくって由衣の口元に乳房を落とした。
「由衣さん、おいしい?」
「ああ……大きいおっぱい、おいし……」
愛良は笑みを返すと軽く乳房を揺らして、またすぐ由衣の乳首にしゃぶりついた。
「ああ……そんなに……ああ……」
愛良は由衣のジーパンのボタンとファスナーを素早く解くと、一気にひざまでずり下した。由衣はすぐに股間を手で隠し、愛良の腕をとって引き寄せようと引っぱった。由衣の顔を見た愛良にすぐに
「ね、シャワー浴びましょ」
と言ったが、愛良はその口を塞ぐようにまた舌を押し込んできた。
「お願い、おねがい……ね、おねがい……」