バレンタイン便り

フェミオナ便り

 皆さま、ハッピーバレンタインです♪

 こちらはフェミオナ運営局サブ。

 今年も自分のために、お気に入りのご褒美チョコをたくさん買った“あーぽん”です。

 今回は「バレンタインだし、それらしいテーマで何か書いてみて」と、管理人のH美さんから指示がありましたので、彼女に代わって、私が筆を取らせていただくことになりました。

 それにしてもチョコレートって、おいしいですよね。

 食べると美容効果があったり、お通じが良くなるなど、いろんな効能がありますが、昔は媚薬のような効果まであると信じられていたそうなんです。

 チョコを食べてドキドキしたり、えっちな気分になる。

 読者の皆さまには、口にしたらなぜだか性的に興奮してきたり、

 いやらしくなってしまう食べ物ってありませんか?

 私にはあります。

 お酒以上に、やばい食べ物。

 食べると、どうしてそうなるかなんて分かりません。

 でも、すごく……濡れてくるんです。

 抱かれたくなる。

 何度も、身体を慰めたくなる。

 まあそんなバカなお話を、若い頃ある女子会で話したことがありました。

 はい。

 それはもうさんざん、みんなにいじられました。

 なんで!? それおかしいって。意味わかんないんだけど。

 ものすごく、ウケました。

 あまりに恥ずかしすぎて、帰宅してからちょっと泣きました。

 他人のおもしろおかしい話は、広まるものです。

 最初は変だと感じませんでした。

 思い返せば、お酒が入る打ち合わせで、二人きりになると、こんなやりとりがよくありました。

 他社の男性編集者: 「あーぽんさん、ほらほら。余ってますよ」

 あーぽん: 「え、いいんですか?」

 上司A: 「ここのやつ評判いいんだよ。とにかくうまいから残さずに」

 あーぽん: 「わぁ。いただきまーす」

 同僚の男性: 「俺の食っていいよ」

 あーぽん: 「そうなんだ。食べないなら遠慮なく。ふふ」

 部下A: 「どうぞどうぞ。マジでもう腹いっぱいなんで」

 あーぽん: 「わーい。幸せかも~」

 部下B: 「食べっぷりがよくて、見ていて気持ちいいですね」

 あーぽん: 「もぐもぐ♪(言葉が終わらないうちからお口に運ぶ)」

 みんなに食べさせられました。

 もちろん、中には私の思いこみもあっただろうと思います。

 でも、当時ほんと飽きるほど食べたんです。

 そう。

 おいしいお刺身♪

 マグロやハマチ、サーモン、コウイカ。

 私はいつも嬉しがって食べました……。

 そして、そんな夜は──。

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