レズビアン官能小説長編「年の差レズビアン・ディープ・ラブ」(第23話)
「由美子さん、私ね、由美子さんのことが好きなの」
彩佳は耳元でそう囁いて由美子の唇にキスをした。由美子は無言だったが、彩佳はかまわず脱がしかけのパンストに手を入れ、太ももを優しく撫で回しながら由美子に足を抜くように促した。それからカーネーションピンクのブラジャーをとって脱がしたパンストといっしょに洗面台に置いた。
「私、由美子さんとお付き合いしたいの。エッチな関係を築きたいのよ。エッチは好き?」
「…………」
「じゃあ次の質問。由美子さん、シャワー浴びたい?それとも今すぐ始めてもいいかしら?」
無言で立ち尽くす由美子に彩佳はすり寄ると、体を密着させて少し荒っぽくキスをした。由美子は唇を離して一旦顔を背けたが、彩佳はその唇にもう一度強引にキスをして、右手で由美子のブラジャーのホックを外した。由美子は一瞬体を強ばらせて両手で胸元を押さえたが、彩佳はその手を振りほどいて両肩のストラップを落とした。すぐに由美子の乳房がブラジャーからこぼれ出た。
「あら、由美子さんのおっぱい凄く素敵じゃないの」
彩佳は由美子の乳房を見つめながら、ブラジャーを取り上げて洗面台の上に置いた。
ボリュームたっぷりの谷間を見せつけていた由美子のFカップの乳房は、ブラジャーを失って下垂していたが、それでも彩佳より二回りほど大きくて重みを感じた。乳首も乳輪も彩佳より大きくて色が濃く、とにかく見るからにいやらしかった。
由美子は顔を背けているためその表情はうかがい知れなかったが、彩佳はかまわずに一番いやらしい触り方はないかと模索した。
「そうだ。由美子さん、私が抱いてあげる」
彩佳は由美子の背後に回って背中に体を密着させると、由美子のわきの下に両手を潜らせて、中指と親指の指先で左右の乳首を同時にぎゅっと摘まんだ。由美子は小さな悲鳴を上げてその指をふり払おうとしたが、彩佳は放さなかった。我ながらいやらしい触り方だと思った。指先だけで由美子を支配しているような気分になった。乳輪に触れないように注意して、乳首だけを摘まむことにいやらしさを感じた。
「ねえ見て。由美子さんの乳首、指触りが凄くいやらしいの。私何だかこりこりしちゃいそう」
彩佳が乳首を弄ぶと、途端に由美子は身じろぎし出した。彩佳はかまわず左右の乳首を同時に右へ左へぐりぐりとねじるように弄んだ。彩佳の乳首責めに耐えられなくなったのか、由美子の息が次第に乱れいやらしい声に変わっていった。