キャリアウーマン 人妻 絵美(43歳)(1/3)/レズビアン・愛良

年の差レズビアン長編

レズビアン官能小説長編「年の差レズビアン・ディープ・ラブ」(第31話)

「こんにちは、愛良です」
「はじめまして、絵美です」

 絵美は黒のパンツスーツスタイルで現れた。保険外交員という職業柄、仕事ついでに普段からスーツで外出することが多いらしい。赤みがかったブラウンのロングをきれいに束ねてアップにして留め、一見してキャリアウーマンという印象だった。
 絵美は43歳の人妻で、マッチングアプリで40代女性を探していた愛良から何度もメッセージを送って、ようやく待ち合わせまでこぎ着けた女性だった。当初、絵美は会ってもラブホテルに行くかどうか分からないと言っていたが、愛良に実際に会って好印象をもってくれたようでふつうに了承してくれた。
 絵美は女性同士のセックスに偏見はないが、以前、ネットのある画像掲示板に男性向けに自分の裸をさらしたところ、ギャラリーの女性にひどくからかわれた経験があり、それから女性に体を見られることに抵抗があると話してくれた。愛良がどうして遊んでくれるのかと尋ねたら、顧客の娘さんに似ていたため気分的なもので何となく安心したと教えてくれた。

「ホテル行ったら絵美さんとエッチできるんですよね?」
「女の子としたことないけど、愛良ちゃんにおまかせで」

 40代のキャリアウーマンとエッチしたことがなかった愛良は胸が踊った。
 愛良の車でラブホテルに向かい、ホテルに入ってすぐ愛良から腕を組んで部屋に向かった。
 絵美は初対面で年が少し離れた女性と腕を組んで歩くことに戸惑っていたが、すぐに笑顔を取り戻したのは、たぶん顧客の娘を思い描いているせいかなと愛良は思った。愛良は絵美の腕にしがみついた。
 絵美は、痛いことをしないなら何でも応じてくれると言ってくれたから、愛良は部屋に入るのが楽しみだった。絵美は夜9時頃に帰宅できれば家族に怪しまれないと言ってくれたため、部屋に入ってすぐにアイスコーヒーを二つ注文して、ソファで絵美と雑談をした。時間はたっぷり4時間もあった。
 生命保険の外交員をしていて、普段は代理店業務をしつつ個人宅を訪問して、空いた時間にカフェを楽しんだり、中小企業の営業マンや顧客、友達づたいにあちこちを動き回っていると話してくれた。スケジュールが客都合で、帰宅時間もその日によって異なるため、今日もホテルを8時に出れば何も問題ないと言ってくれた。愛良は絵美と体を密着させて腕を絡めて話しを聞き、時々キスがしたいとねだってキスをした。
 絵美のキスは愛良の気持ちを確認するように、少しずつ唇を近づけて、優しくちゅっとしてくれた。キスの瞬間、バラ系の甘い香りがして、愛良が何かつけてるのかと尋ねたら、もしかしたらさっきまで噛んでいたガムの香りかもと笑っていた。

「絵美さん、ブラジャーってFですか」
「F80なの。愛良ちゃんも大きいよね? いくつ?」
「私もFカップ。F65です」

 絵美のジャケットを脱がしてシャツのボタンを外すと、すぐにキャミソールがあらわになった。少しして絵美が「そうそう、スーツがしわになるから先に脱いでもいい?」と愛良に尋ね、パンツとシャツ、それにベージュのキャミソールを脱いでイスにかけた。ネイビーカラーのブラジャーとセットショーツと黒のパンスト姿の絵美に愛良は興奮して、思わず笑みがこぼれた。

「絵美さんすごいセクシー。ねえ、こっち来て」

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