職場恋愛からレズな躾けに

恋愛・ラブラブ

官能小説(短編)/十歳年上の強めの上司に秘密の躾け

 レズビアンの優衣(ゆい)が告白した相手は職場で知り合った十歳年上で三十五歳の留美(るみ)だった。

 ドラッグストアに勤務していて、留美はアルバイトである優衣に指示を出したり店長の仕事を手伝うマネージャーというポジションに就いている。

 留美は仕事熱心で何事にも前向きに取り組む姿勢を店長に高くかわれていて、アルバイトには時々厳しいことを言ったがケアも欠かさず手伝ってくれたり唐突におやつを差し入れるなど面倒見がいい。

 そのせいかアルバイトの間で留美の愚痴や悪い噂などは聞いたことがないし、むしろその背中に憧れを抱いたり慕っている人がいたりする。

 優衣は仕事を終えてからファミリーレストランに呼び出して、少し雑談を交わしてから

「好きです。付き合ってください」

 とストレートに思いを伝えた。

 留美は優衣がレズビアンであることと好意をもたれていることに少し驚いた表情を見せたが、すぐに

「うん。女性同士の関係に偏見ないし付き合ってみたい」

 と前向きに了承してくれた。

 ただし二人の交際は職場には内緒で、これまで通りマネージャーとアルバイトという関係性をそのまま通そうと言われ、優衣はそれを約束した。

 プライベートで始まった十歳違いの年の差恋愛は優衣が思っていた通りの留美の包容力と優しさ、それに同性愛への寛容さのおかげで互いにすぐに打ち解けて瞬く間に相思相愛の関係へと発展した。

「ねえ留美、エッチしよう」

 ただしレズビアンなセックスだけは優衣がリードする。

 留美はアダルト動画を観ないためレズビアン同士のリアルなセックスをまるで知らない。だからベッドの上では優衣が手ほどきをする。

 そのせいか優衣は留美とのセックスに激しく興奮した。

 オレンジ色のリップを引いた留美の唇にまたがって陰部を舐めさせたり、男がするような独りよがりの愛撫ではない女の体を知り尽くした指づかいでその乳房や陰部を弄ると留美は身をよじらせて息を荒げる。

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