そう言うとまた由美子にキスをする。
本当のことだった。
今日は由美子にどうしても会いたかった。
アヤカが舌を入れると由美子はすぐに舌を返してきた。
アヤカが舌を絡めようとすると由美子から舌を絡めてきた。
由美子の息が上がっているのが分かった。
由美子の舌を確認すると止まらなくなっている自分がいた。
「由美子さん、少しだけ。ね、いいでしょう?」
アヤカは由美子のジャケットのボタンを外すと、ブラウス越しに乳房のふくらみを弄る。
由美子は拒むそぶりは見せなかった。
アヤカの手つきは少しずつ大胆になっていったが、由美子は無言で体をゆだねているように見える。
ブラウス越しに由美子の乳首の突起を見つけて、アヤカは爪で少し強く刺激した。
「由美子さん、声出ちゃうと聞こえちゃうから、ね、キスしましょ」
アヤカがそう言うと、由美子はすぐに唇を合わせてきた。
目で「気持ちいい?」と訊くと、由美子は頷いてアヤカに体を寄せてきた。
「由美子さんの乳首立ってる……ねえ、勃起してるわ」
由美子は顔を紅潮させるだけで無言だったが、目が何かを訴えかけているのが分かった。
アヤカが指先の爪で乳首の突起に触れるたびに、由美子は肩をすくめるように身じろぎして感じているのが分かった。
「由美子さん、私のここ、触って」
アヤカはワンピースのスカートをたくし上げると、由美子の左手をとって股間に誘う。
由美子はアヤカにされるがままにショーツに触れ、何かを探るような手つきで弄りはじめた。
アヤカはその手つきに興奮して少し息が上がった。
「私、感じてきちゃった……」
由美子の指先がクリトリスを通り過ぎるたびに息が上がる。
もう濡れているのが分かった。
我慢できなくなって由美子のお尻に手を回すと、由美子が右手でアヤカの乳房を触ってきて思わず声が出そうになった。
必死に堪えたが、由美子がクリトリスのふくらみをずっと撫でているせいで一瞬変な息が洩れた。
「こんなおばさんがいいなんて……」
無言だった由美子が唐突に口を開いた。
アヤカはちょっとうれしかった。
由美子もひどく興奮している様子で、笑顔を見せていたが顔は真っ赤にさせている。
乳房を揉む由美子の手つきがいやらしくて、アヤカは由美子の乳首を爪でかくのを忘れていたことを思い出してまたかき始める。
由美子の体はすぐに反応した。
不意にカーテンの向こうから綾子の声が聞こえてた。
「じゃあ私、そろそろお先に失礼させて頂きます。ごゆっくりどうぞ」
「ありがとうございます」
「綾子さん、お疲れさま。明日もよろしくね」
試着室のカーテン越しに二人で綾子に答えたが、由美子の声が少し上がっていてアヤカはまた興奮した。
ドアベルが鳴って綾子が帰っていったのが分かった。
アヤカは耐えられずに由美子のスカートをまくり上げるとパンストの入り口を探す。
由美子の手つきもすぐに大胆になって、アヤカの乳首を探り当て、クリトリスを勃起させようとしているようだった。
「あ……ああ……由美子さん、待って……私も触りたいの」